連載「シニアの楽家事」36回体調に合わせる
2022/03/11

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2022年3月5日掲載。
2011年9月7日の掲載から始まり(この時)、途中でコーナーのタイトルが何度か変更されながら、11年続いた東京新聞での連載が、この号をもって最終回になりました。昨年、10周年を迎えたところで、「よく続いてるなぁ」と思ったモノですが、「じゃぁ次は干支一回りが区切りかな?」とくらいに思っていたところ、この4月からの紙面改組を受けて、最終回となりました。僕は、「もうちょっとくらいならイケるかな?」と思っていたのですが、余力を残しての最終回も悪くないと思っています。
11年、175回の締切の中には、ギリギリセーフの回もありましたが、最後までネタに困ったということはありませんでした。なんとかかんとか締切は一回もオーバーせずに、最後まで完走することができました。
とにかく軽いノリで、頑張りすぎるな!楽してエエのよ、家事が楽しくなくても良いじゃないなど、好き勝手させてもらえたのが大きかったです。媒体によっては、「アレだめ」「コレNG」の多いところもあるので(書き上がってから、それを言われると本当にガックリです)、ほぼ制約なしで書かせてもらえました。その分、担当さんは苦労されたかもしれませんけど。
11年前とは、家電もずいぶん変化したし、何よりも男性が家事することも一般的になりました。まだまだ全然やらない人もいるけど、少なくとも家事する男性が変人扱いされることはなくなりました。そういう意味では、11年は長かったな…と思います。もちろん、僕の連載の中では、最長期間で最多回数になりました。

上のイラストは、本編のイラストを担当した ホンマヨウヘイさんが描いてくれました。イラストのホンマさんはじめ、歴代9人の担当さん(再担当を含めて12回の担当者交替)、校閲さんはじめ新聞社の皆さま、さらには「なんかネタない?」に答えてくれたママ友パパ友の皆さま、多くの人に感謝です。
11年前、小学生だった娘は、今、二十歳。中学生に入った頃から、僕の原稿の第一チェックをお願いしていて、「中学生でも理解でき、おもしろいと思ったり『へぇ~』と思ってもらえる内容に」が毎回の目標になりました。それまでは、和子さんのチェックが第一でした。終盤は2人のチェックが入る体制に。連載を支えてくれた2人にも、もちろん感謝です。
長い間の連載お付き合い、ありがとうございました。
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