「これ余談なんですけど・・・」に映像素材を提供

ここでは、基本的に僕が関わった仕事の報告をしています。今回、はじめて僕が撮った映像素材を番組に提供するという経験をして、それが昨日(2023年5月17日)オンエアーされました。ただし、僕の名前も出ていません。番組監修や資料提供、情報提供と似たような感じですが、家事技や家事シェアや子育て領域ではなく、鉄道関係の内容です。
番組名はABC「これ余談なんですけど・・・」という番組の終盤コーナー「一生に一度は乗るべき 関西のローカル線BEST3」でその映像が使われました。


なんと、1位の紹介映像でした。
2位、3位の画像は、鉄道会社が用意したような、ドローンを使った映像だったのに、1位の僕の映像は、手持ちのiPhone4で、それも720pの映像。しかも、画面の左右には、僕のスマホケースのレンズ周りの縁が電車の二重窓の外側に映り、それが映像にも映り込んでいるという、プロ映像ではあり得ない状態。
撮影したのは、2010年12月5日。東大阪市での仕事の後(この時)、若江岩田駅から乗ったところ、「今日は、えらい夕焼けがキレイやなぁ」と思っていたのですが、いよいよ近鉄奈良線で生駒山を登りかけた額田駅を出る頃になると、周囲はスッカリ暗くなり、「これはメチャクチャきれいな車窓になるかも」ととっさにスマホの録画ボタンを押して、窓に押し付けたのでした。さいわい、電車はガラガラに空いていたので、鉄道オタク丸出しのような行為も恥ずかしくなくできました。この日は、寒かったですが、その分、空気も澄み切っていて、本当にいろんな条件が揃っていたと思います。ただ、とっさの撮影だったので、もともとの映像は、上が左になった90度コケた映像でした。
こういう映像は、プロがどんなに良い機材を用意して、待ち構えていても、天気が今ひとつだったり、日没のタイミングが合わなかったり、車内が混雑したり、反対側を通過する電車があるとその灯りが映り込んだり、かなりいろんな条件が揃わないと撮れないのかもしれません。もともと明るい車内から暗い風景を撮るので、映り込みがおおい難易度高めなうえに、自然条件や車内の条件が必要になるので、相当難しいと思います。貸し切り電車を「今から!」でチャーターできると簡単かもしれませんが…(どれだけ潤沢な予算!)。思ったような映像が撮れるまで何度も撮り直しできるのは、僕の経験上、NHKのそれもごく一部の番組だけでしょう。民放の深夜番組でそれは難しいと思います。ABCから連絡があった時は、即答でOKしました。
今回は、プロの映像ではないので、無償提供。しかも、テロップも出ませんでした。まぁ、昔むかし「かわった夫婦」「おもしろカップル」なんかの素人枠でテレビに出ていた頃もノーギャラでした。最近は、専門領域でのコメントには、ちゃんとギャラが出るようになりましたが、今回はノーギャラ。
自分が出演しているわけではないので、気楽に映像が出るのを「まだかな〜」と待っていましたが、やっぱりドキドキするもんですね。そして、
「え?1位の紹介動画で?!」
でした。
「これ余談なんですけど・・・(2023年5月17日放送回)」(TVer)
34分くらいからのコーナーで紹介されています。僕の映像は41分くらいからの紹介です。
番組で使われた映像の元のYouTube映像(1分16秒)
「近鉄奈良線から夕焼けと大阪の夜景」
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