今学期も無事に3回生ゼミ終了

今年度も前期で受け持った佛教大学3回生対象のゼミを15コマ終えました。
今年で3年目の佛大。1年目は2回の面接授業の後はずっとオンラインでの開講。2年目の昨年は、初めての全コマ対面授業。今年は少し楽になるかと思ったら、これまでで最大人数の17名担当。人数が多くなれば、学生のバラつきも大きくなり、ちょっと文章を書かせてみても、そのバリエーションの広さに、思わず「こ、これは…この先、どないしたモノか」となりました。
加えて、一昨年は保育士志望の学生、昨年は教員志望の学生と固まった属性だったので、ある程度楽させてもらったのを実感。今年は、教員志望もいるし、民間企業志望もいるし、福祉系に進む…かな?という学生も。そして、年々、前倒しになっている感のある就職活動。3回生の彼らがすでに落ち着かない空気もあり。
とりあえず、これまでと同じことをやってもダメだと、中盤からは、毎回座る席をシャッフル。そして隣になった学生同士でコミュニケーションワーク。中には「またこの二人?」という組み合わせもできたけど、それはそれでOKに。
ゼミなので、いろいろ話や交流するのがメイン。そのためのネタは、毎回こちらで用意。ワーク・ライフ・バランス、結婚、少子化、子育て、高齢者の免許返納などを話し合いました。その他、今宮神社と船岡山へ散歩にでかけたり、終活で出されそうなグループワークの予習をしたり、最後はドッチボールとビンゴゲーム。最後は施設の使用許可と景品の準備だけ僕がやって、あとは学生の自主運営。最初は、どうなるかと思ったゼミ生たちだったけど、最後は自主運営できて、みんなでそれなりに楽しく過ごせる時間を作れるようになって、本当によかった。
最初に「今年は大丈夫か?」と壁に当たったおかげで、今年は学生の顔と名前を覚えるのは早かった。マスクをしていない学生が多かったのも助かった。やっぱりマスクが顔の記憶を薄めてしまっていると思います。顔を覚えられない分、人と人とのつながりも薄くなり、それが信頼関係にも影響を及ぼしているかもしれない。
顔も名前もしっかり覚えられたので、今年は、レポート課題なしの授業評価のみで成績をつけることに。あとは、その成績を付けて、教務課に送信するだけ。
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